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不妊治療の導入期
一般不妊治療
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人工授精(IUI)

当院での一般不妊治療では、人工授精(IUI)にも取り組み、妊娠の確率を高めています。ここでは人工授精(IUI)の流れや、人工授精(IUI)実施時の年齢別妊娠成功率などをご紹介します。

人工授精(IUI)とは

排卵時期に調整精子を直接子宮内に注入し、妊娠率を高める方法です。

人工授精の方法

タイミング法と同じように排卵時期を予測し、人工授精の日程を決めていきます。
排卵日の直前・直後が、最も妊娠しやすい時期となります。
当日採精した精液を調整した後、濃縮精子を専用のカテーテルを用いて、子宮腔内に注入します。

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1

採精

専用カップに採精します

採精

2

分離・回収

パーコール攪拌密度勾配遠心法で良好運動精子を回収します

分離・回収

3

注入

細いカテーテルで子宮内に注入します

注入

人工授精(IUI)を実施する時も、誘発剤を使用しない自然周期で行う場合と、
排卵誘発剤(内服やHMG注射)などを使用して行なう場合があります。

当院での人工授精(IUI)実施時の妊娠率

1回あたりの妊娠率

年代別の妊娠率

  • 30歳未満12〜13%
  • 30〜34歳9〜10%
  • 35〜39歳7〜8%
  • 40〜44歳3〜4%
  • 45歳以上1〜2%

IUIを5〜6回施工した場合

年代別の累積妊娠率

  • 20代30〜40%
  • 30代約25%
  • 40代5〜10%
妊娠した方のうち・85%がIUI4回までで妊娠・90%の方がIUI5回までで妊娠

ARTへのステップアップの目安としては4〜6回!