胚盤胞移植(後期胚移植)

受精後5~7日間培養し胚盤胞となった胚を移植すること。良好な胚を選別し、移植胚を減らすことにより多胎妊娠の予防になるメリットがあるが、採卵して複数個の受精卵を得たとしても、受精卵のうち胚盤胞まで発育するのは約40%であるため、胚移植できないこともある。しかし、胚盤胞に至った胚の妊娠率は高い。胚の選択を行うことにより移植あたりの妊娠率が高くなる。