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体外培養-体外受精(IVM-IVF)

スプレキュアやhMGを使用せず、自然周期の7~10日目で直径7~10mmの卵胞を吸引し、未熟な卵を体外で受精可能なまでに培養していく方法。以前、重篤なOHSSを起こした人やPCO(多嚢胞性卵巣)などの症例のOHSS予防として行う方法。

体外受精-胚移植(IVF-ET)

卵子と精子を体外に取り出して受精させ、受精卵(胚)を子宮腔に移植する一連の操作をいう。採卵数を増やす目的で、通常は排卵誘発が行われる。多胎妊娠を予防する為に、原則良好発育胚1個を移植する。なかなか妊娠しない場合には、2個移植を選択することもある。

人工授精(IUI)

排卵時期に、人工的に精子を直接子宮内に注入する方法。精子はスイムアップ法やパーコール法で、良好な運動精子を選別したり、濃縮したりして使用する。人工授精には、夫の精子を使用する「配偶者間人工授精(IUI-H)」と、精子提供者の精子を使って行う「非配偶者間人工授精(IUI-D)」がある。IUI-Dは、夫が無精子症あるいは精子に遺伝的疾患があるときに実施される。日本では、限られた病院でのみ行われている。

顕微授精(ICSI:卵細胞質内精子注入法)

顕微鏡下で精子を直接卵子の中に一個注入して受精させる方法。精子減少症、精子無力症、受精障害などの男性不妊の場合に用いられることが多い。体外受精の一つ。