帝王切開瘢痕症候群

帝王切開の時に生じた子宮の傷跡(凹み)に月経血が溜まることで、溜まった血液が受精卵の発育や精子が子宮内に進入するのを阻害し、不妊に繋がるのではないかと考えられている。症状として、子宮内に溜まった月経血が徐々に排出されることで、月経後も排卵期にかけて出血が続くことや、月経血の排出障害による生理痛などがあげられる。治療方法は、子宮鏡下や腹腔鏡下での修復術を行う。

低刺激排卵誘発法

従来のGnRHa+hMGの過排卵誘発にかわり、クロミッドやアロマターゼ阻害剤周期に適度のhMGを使用し行う体外受精で、採卵数は少ないがOHSSの発生頻度も低下し良好胚を得られるとされている。時にGnRHアンタゴニストも使用する。