一定の禁欲期間(3~5日間)をおいたあと、マスターベーションで採取した精液の精子濃度、運動率、奇形率などを調べる。精液の状態は体調やストレスなどによって変動するので2~3回検査を行う。
- 精子の正常値
精液量 1.5ml以上、
精子濃度 1500万/ml以上、
運動率40%以上、
前進運動率 32%以上、
正常形態率 4%以上、
白血球濃度 100万/ml未満(WHO2010基準) - 精子減少症
精液中の精子の数が少ないこと。精液1ml中の精子の数が1500~2000万以下 - 精子無力症
精子運動率が40%未満、または直進する精子が32%未満をいう。 - 膿精液症
クラミジア感染などにより、精路のどこかに炎症を起こし白血球が増殖し精液が感染している状態。抗生物質にて治療する