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着床前診断

胚移植をする前に多くの場合、胚盤胞まで胚を発育させ、胎盤になる栄養外胚葉の細胞を取り出し、遺伝子の異常がないかを調べること。日本での実施には、非常に多くの制約がある。

  • PGS(着床前遺伝子スクリーニング)
    受精卵の染色体の数の異常(異数体)がないかを調べる方法。
  • PGD(着床前遺伝子診断)
    特定の遺伝子異常の有無を診断する。特定遺伝子疾患の素因のある場合が適応となる。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

超音波検査にて多数の小卵胞を示し、LH高値、AMH高値で、血中男性ホルモンが高く、排卵障害を認める。症例により、クロミッド、アロマターゼ阻害剤、hMGなどの排卵誘発剤を使用し、排卵改善を図る。難治性の場合には、腹腔鏡による卵巣多孔術を検討したり、体外受精の適応となる。

早発卵巣不全(POF)

40才以前に、卵胞が消失し閉経する病気。